外食産業データ

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日本フードサービス協会会員社による
外食産業市場動向調査 平成31年/令和元年 年間結果
(2019年1月~12月合計)  

 
ファーストフードの好調に支えられ、売上は5年連続で前年を上回る
 
<全体概況>
  • ○ 令和元年(2019年)の外食需要は、7月の長雨、10月の台風19号による被害や消費増税の影響により前年を下回る月があったものの、好調なファーストフードに牽引される形で、外食全体の売上は101.9%と5年連続で前年を上回った。「ファーストフード」は洋風などを中心に、デリバリー、テイクアウト等が増加し好調、「ファミリーレストラン」は“洋風”“和風”が不調の一方、“中華”“焼き肉”が堅調で、客単価の上昇とあいまって売上はほぼ前年並み、「パブレストラン/居酒屋」は店舗減少と客単価低下により、引き続き前年を下回った。

     

    ○ 業態別の売上では、「ファーストフード」(103.4%)は4年連続、「ファミリーレストラン」(100.3%)、「ディナーレストラン」(101.5%)、「喫茶」(102.6 %)はそれぞれ8年連続して前年を上回った。他方で「パブレストラン/居酒屋」(98.9%)は11年連続して前年を下回った。
 
<四半期動向>
○ 全体の売上は、台風被害や消費増税などの影響を受けた第Ⅳ四半期が100.4%と最も伸び率が低かった。それ以外の期ではおおむね102%台で推移した。業態別では、「ファーストフード」「ディナーレストラン」「喫茶」では全ての期で前年を上回った。また、「パブレストラン/居酒屋」は、第Ⅰ四半期は前年を超えたものの、第Ⅳ四半期には大きく前年を下回った。
 
 
○ 全体の店舗数は、年後半に前年を下回って推移した。業態別では、「ファーストフード」「喫茶」が全ての期で前年を上回ったが、「ディナーレストラン」「その他」は全ての期で前年を下回った
 
○ 全体の客数は、台風被害や消費増税などの影響を受けた第Ⅳ四半期に前年を下回った。業態別にみても、すべての期で前年を上回ったのは「ファーストフード」のみで、「ディナーレストラン」以外の他業態は複数の四半期で前年を下回り、特に第Ⅳ四半期には落ち込みが顕著に表れている                                          
 
 
○ 全体の客単価は、全ての期で前年を上回った。業態別にみると、「パブレストラン/居酒屋」以外の業態は全ての期で前年を上回った。「パブレストラン/居酒屋」は忘年会が不調だった第Ⅳ四半期が通年の結果を押し下げた

 
 

*下記のデータのみダウンロードすることができます。

1)  2019年1月-12月データ

1.全店データ

 
 
 
売上高
 
店舗数
 
客数
 
客単価
 
前年比
前年比
前年比
前年比
全体
101.9
100.0%
100.2
101.7%
ファースト
フード
合計
103.4
 100.4%
101.3% 
 102.1%
洋風
104.9
 99.7%
102.8% 
 102.1%
和風
103.9% 
 101.5%
101.2
 102.6%
麺類
102.7% 
 101.7%
102.0% 
 100.7%
持ち帰り米飯/回転寿司
100.8% 
 98.5%
99.5% 
 101.3%
その他
98.6
 100.0%
92.1
 107.1%
ファミリー
レストラン
合計
100.3
 99.9%
98.2
 102.1%
洋風
98.8
 99.3%  96.7%  102.2%
和風
97.6
 98.4%  96.5%  101.1%
中華
105.0
 102.0% 103.9%  101.1%
焼肉
104.7
 102.2%
 104.1%
 100.5%
パブ/
居酒屋
合計
98.9
 98.2%  99.0%  99.9%
パブ・ビアホール
101.6
 99.1%  101.8% 99.8%
居酒屋
98.2% 
 98.1% 98.0%  100.2%
ディナーレストラン(計)
101.5% 
98.5%
 100.9% 100.5%
喫茶(計)
102.6% 
 100.8%
 99.5%  103.1%
その他(計)
96.4% 
 97.3%  94.7% 101.8%

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