外食産業データ

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日本フードサービス協会会員社による
外食産業市場動向調査 平成21年年間結果
(2009年1月~12月合計)


<全体概況>

●全業態トータルの年間の全店売上は、対前年比 98.5% と平成 15 年以来前年を下回りマイナスとなった。客数は 100.2% と前年を上回ったものの、客単価が 98.3% と前年を下回った結果である。


<月別概況>

●月別の売上げは、4~6月期が 100.1% とファーストフード業態が全体の数値を牽引し、前年を上回った。特に、5月はゴールデンウィークの連休が長かったこともあり、売上は 102.1% と好調。1~3月期も 99.0% と1、2月の天候が暖かかったことなどによりほぼ前年並みに推移した。7~9月期は 97.6% 、10~12月期は 97.4% と消費者の節約志向の強まりや天候不順により前年を下回る結果となった。
また、客数は前年並みまたは前年を上回ったのは4月、5月、7月、9月、10月、12月の6ヶ月間あった。一方、客単価が前年を上回ったのは1月、2月、5月の3ヶ月間のみであり、客単価の下落が売上減につながっている。


<業態別概況>

●業態別の売上は、ファーストフード 102.5% 、ファミリーレストラン 95.3% 、パブ/居酒屋 94.2% 、ディナーレストラン 92.1% 、喫茶 94.9% 、その他 93.3% となった。プラスとなっているのはファーストフードの1業態のみ、昨年から続く景気後退による消費の冷え込みが業態間のバラツキを拡大している傾向が見られる。全業態トータルの客数 100.2% と前年よりアップしているが、客数を伸ばしたのはファーストフード業態のみ。また、客単価は 98.3% と前年同期比を下回り、年後半以降低価格な業態でも客単価の低下傾向がみられる。


<店舗数概況>

●全業態トータルの店舗数は、 99.9% と前年並みとなっている。





*下記のデータのみダウンロードすることができます。

1)  09年1月-12月データ

1.全店データ

売上高 店舗数 客数 客単価
  前年比 前年比 前年比 前年比
全体
98.5%
99.9%
100.2%
98.3%
ファースト
フード
合計
102.5%
101.9%
102.7%
99.9%
洋風
102.0%
99.2%
101.5%
100.6%
和風
99.6%
105.1%
99.7%
100.0%
麺類
112.9%
110.0%
115.4%
97.9%
持ち帰り米飯/回転寿司
99.4%
99.4%
102.1%
97.3%
その他
102.8%
103.6%
101.9%
100.8%
ファミリー
レストラン
合計
95.3%
97.4%
97.6%
97.6%
洋風
96.4%
100.0%
99.1%
97.3%
和風
91.1%
96.7%
91.7%
99.4%
中華
97.5%
90.2%
99.5%
98.0%
焼肉
95.8%
96.6%
97.0%
98.8%
パブ/
居酒屋
合計
94.2%
97.9%
95.1%
99.0%
パブ・ビアホール
91.3%
89.3%
94.7%
96.4%
居酒屋
94.8%
100.0%
95.2%
99.6%
ディナーレストラン(計)
92.1%
99.2%
93.5%
98.5%
喫茶(計)
94.9%
98.8%
93.7%
101.2%
その他(計)
93.3%
97.3%
93.2%
100.1%

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